どうも、テマ子です!
本日は階段についてのおはなしです
目次
部位の名称について
踏面とは?
踏面(ふみづら)とは、階段の足をのせる板の上面です。
階段を使うとき必ず「踏面」を歩きます。
踏面が小さいとのぼりづらくなります。
階段のあるおうちは、図面で踏面の寸法は必ず確認しておきましょう。
毎日のぼりおりするものなので、とても重要な寸法になります。
蹴上とは?
蹴上は、階段の段の高さです。
踏面と違って小さいと上りやすくなります。
ただあまりにも小さいと逆にのぼりづらくなりますが・・・・
蹴込みとは?
蹴込み(けこみ).は、足のつま先が当たりそうな場所で、床などで段違いになった部分の奥をいいます。
この部分に入れる板を蹴込み板というが、蹴込み板がなくても、この部分は蹴込みと呼ばれます。
寸法についての決まり事
建築基準法施行令23条で規定値があります。
住宅の階段の幅=75cm以上
住宅の階段幅は、上記の通り75cm以上と定められています。
手すりがある場合は、壁から10cmの出まではないものとできます。
住宅以外の施設の場合はまた寸法が違います。
※ちなみに、廊下幅は特に規定はないです。
住宅の階段の踏面=15cm以上
住宅の階段の踏面は、上記の通り15cm以上と定められています。
15cmって3歳児ぐらいの足の大きさなので、かなり小さくても認められてしまうということですね!
ただ、15cmって相当上りにくいと思うのでご注意を。
住宅の階段の蹴上=23cm以下
住宅の階段の蹴上は、上記の通り23cm以下と定められています。
23cmはけっこうきついと思います!
踏面が大きければまだマシですが、踏面が小さくて蹴上が大きいと、
降りるときに本当に怖いです!
階段にあてるスペースをしっかり検討して、そこに住まう人たちが
みんなのぼりおりしやすい寸法を探りましょう!
階段のデザインについて
マルホンさんのHPに、素敵な階段の施工事例がたくさんありました!
こちらは、踏面と蹴込板が同色のものです。
こちらは、先ほどと違って蹴込み板がホワイトになっていて
踏面と違う素材になっています。すっきりとした印象ですね。
こちらは、蹴込み部分にタイルが施工してありました。
側面はクロス仕上げになっています。こちらも面白いですね!
こちらは、蹴込み板がないデザインです。
抜け感が素敵です。
こちらも、蹴込み板がないデザイン
鉄骨と組み合わせたスケルトン階段です。
いかがでしたでしょうか?
階段のメーカーさんもたくさんあるのでまた紹介しますね!
少しでも参考になると嬉しいです!
それでは明日もごきげんに♪